(取材記事)新規品目導入による経営力強化を目指して! (農)みしま

(農)みしまは、豊後大野市千歳町の集落営農法人であり、米・麦の栽培を中心に地域の農地を守っている。設立当初は作業受託が多かったが、近年では組合員の高齢化により利用権設定が増えている状況である。また、取材をした廣瀬組合長は大分県集落営農法人会・豊後大野市集落営農法人連絡協議会の会長を務めており、県・市のリーダーとしても活躍している。
 「地区内農家の高齢化と条件不利な農地をどう守っていくかが課題」と廣瀬組合長が切実な思いを語った。こうした課題への対応として、「新規品目の導入等の中山間地域にも適応できる戦略を立てていくことが重要」と話す。具体的な動きとしては、平成28年度に豊後大野市集落営農法人連絡協議会で新規品目導入の研修会や検討会を開催し、県・市・農協とともに協議を重ねた。その結果、豊後大野市の12法人が市の戦略品目である里芋栽培に取り組むことになり、(農)みしまは平成29年度から50aの栽培を開始する。
 3月から里芋栽培の圃場準備を進めていると圃場周辺の組合員が、「里芋の収穫作業等で手伝えることがあったら力になりたい」と話しかけてきたと言う。「新規品目導入により収入向上のみではなく、法人活動への組合員の参加・理解が増したことも導入の効果」と話す。
 「今後は、法人間の連携・近隣集落との連携を深めていくことが重要」と話しており、課題解決への意欲が感じられた。