
国式半島の突端に位置する(農)竹田津干拓は、現在、第2次の基盤整備事業を行っている。S50年に生産組合を設立し、集団転作に取り組んでいたが、永続的な生産体制の確立と品目横断的経営安定対策に対応するために、H18年9月に法人設立。若干の柑橘類の栽培とオリーブも植樹していたが、経営の手助けとはならず、収入の大半は基盤整備をした干拓地での水田農業およびその交付金。
しかし、昨年度から第2次の基盤整備事業を開始し、更なる労働効率の追求に加え、令和2年度秋から早生玉ねぎの作付けを2haから始める計画としている。出荷先もすでに同地区の会社に決まっており、今は生産技術の習得に余念がない。
<法人の経営概況>
・現在はWCS11ha、主食用米7ha。他にカボス・みかん30a。
・オペレーター4名。