農作業事故が増えています

 先月ミカンの収穫作業中に梯子から落下して骨折した事故が発生しました。幸いに労災保険に加入(加入申請手続き中)していたため、被災農家は治療費など一切支払うことなく不幸中の幸いとなりました。

 使用者には労働者への安全配慮義務があり、労災保険への加入が求められていますし、個人農業経営者も特別に加入することが出来ます。

 農業経営者と労災保険の関わりは、大きく分けて以下の2つのパターンがあります。

 ○雇っている労働者の災害補償:一般加入(原則強制加入)
 ○農業経営者自身の災害補償:特別加入

 ※法人の代表理事・理事が特別加入している場合、その事業所は強制適用(従業員=強制加入)となります。

 労働基準法では、雇っている労働者(パート、アルバイト、技能実習生を含む)に労災事故が生じた場合、雇用主に治療費や休業補償等の災害補償責任が生じる旨を定めています。これは、雇用主の形態(法人・個人)、労働者の雇用形態(正規・非正規)、雇用日数を問いません。しかし、労働者が労災保険法に基づいて補償を受けられる場合(=労災保険に加入している場合)には、雇用主は、その労災補償義務を免れます。

 経営上のリスクを減らすために、労働者の労災保険加入をすすめましょう!
 そして、農業経営者自身についても特別加入制度を活用しましょう!

 相談・問い合わせ先

 JAグループ大分 労働保険事務組合(JA大分中央会内) 097-538-6368