麦の赤カビ病注意報

 大分県農林水産研究指導センターは10日、麦類の病害かび病の注意報を県内全域に出しました。病気にかかった穂は一部が褐色になり、変色部分が一定基準を超すと出荷できなくなります。センターでは注意を呼び掛けています。

 大分気象台の発表によると、4月は気温、降水確率とも平年を上回ることから、発生の確立が高くなると見込んでいます。

 出穂期から数日後に薬剤防除を行うと効果的です。

 より効果的な防除時期

裸麦 5~7日後
二条大麦 12~14日後
小麦 7~10日後

 ●1回目の防除から7日以上経過してからもう一度防除すればさらに効果が高まります。