(農)グリーンファーム畑・水稲高密度播種栽培!!

後高田市の(農)グリーンファーム畑は、今年30aの水稲高密度播種による田植え(密苗㊟・密播苗栽培)の試作を6月20日に行いました。

 密苗㊟・密播苗栽培は、箱苗を作る際通常の2~3倍の播種量でかつ育苗期間を短くし、通常より細い爪の田植機で少量ずつ掻き取ることで箱苗枚数を1/2~1/3にし、コスト削減をねらう技術です(メーカーにより苗取量減少の方法が異なる)。

  同法人では、今年6月3日に320g/箱播種し約15㎝に成長した17日苗で田植えを行いました。これにより、通常16枚/10a必要であった箱苗が、今回は8枚/10aで終わりました。先進的に実施している事例では、6条植え田植機の場合、30aの圃場は田植機の運転台から一度も苗箱の補充で降りることなく、一人で作業ができるため、かなりのコスト削減になるとの事例もあります。

<メリット>

  ・面積当たりに必要な苗箱数を1/2~1/3程度に削減可能

  ・稚苗で田植えを行うため育苗期間が短い

  ・田植時の運搬・苗継ぎ時間が減る

  ・田植え以降の管理は通常通り

 <デメリット>

  ・専用の播種機や田植機が必要な場合がある

  ・育苗期間が長くなると苗が老化し易い

  ・稚苗なためジャンボタニシ(スクミリンゴガイ)の被害を受けやすい

早田組合長は、『今回の結果が良ければ、この技術での栽培面積を増やし、高齢化で労働力が減少していく中、しっかりと地域農業を守っていきたい。』と明るく話していました。

  ※関係機関では、水が不足しがちな地域は「乾田直播技術」に代えて、「密苗㊟・密播苗栽培技術」を勧めています。

  注;「密苗」は、ヤンマー株式会社の商標登録です。